表現したり形にすることが好きで高校卒業後、迷わずデザイン系の学校に進学しました。色々な事を学び、胸を膨らませて出た社会で一番始めに知ったことは「アーティスト思考では食べていけない。」という現実でした。

私は心にそっと蓋をしました。「自分の内側から表現したいという気持ちなんて贅沢だ。」と。ルールや規格を重んじつつ相手の気持ちや希望を一番に創造するとはそういうものだと。それは確かに正しくて必要なことなのでしょう。でも、自分の直感の赴くままに湧き上がる衝動の様な感覚は、宙を舞って行き場を失ってしまうのです。

長いことそうしてきました。でも一体私は誰に何を遠慮して生きているのだろう。自分の純粋な気持ちを見ないふりはもう終わり。自由な創造性の発揮を許された時だけに訪れる神託の様なインスピレーションは、きっと誰の役に立てるはず。その想いは徐々に確信へと変わりました。

ArtistやCreator、肩書はなんでもいい。それを活かすことで私はもっと沢山の事、新しいものが生み出せると気づいたから。言葉では最後まで紐解くことが難しい「光」のようなもの。経験や技術で置き換えられないものだとするならば、私はそれを「魔法」と名付けました。あなたの放つ個性と私の持つ魔法、掛け合せた時に初めて見える景色を一緒に見つけてみませんか？

存在をより素敵に美しく輝かせる。そうすることで出会ったあなたが前向きになれるのなら、それを手助けするのが私に与えられた使命だと思っています。